非常用発電機の容量選定

防災用は消防法に定める計算式に基づき容量選定を行います。

防災用非常用発電機の場合は容量選定が一般用非常用発電機の容量に比べ

要求される発電機容量は大きくなります。

防災用はその用途から、発電機が必ず始動運転できなければ、防災負荷が動かず、その場合には人命に関わるため

常に最悪のケースを想定した計算式となります。

具体的には、施設にA消火栓ポンプとBスプリンクラーとC非常用エレベーターの防災負荷が発電機に接続されている場合

ABCが同時起動しても耐えられる想定のもとに容量の選定が行われます。

すべての容量を合計しそれの3.3倍以上にするように決まっています。

容量選定(設置する発電機の出力を定める)は消防法で定められた計算式を用いて行わなければいけません。