負荷試験=発電機の性能確認テスト

命を守る負荷試験 最新の技術で停電なく手軽な負荷試験を提案いたします。

非常用発電機とは

災害などで停電になった場合でも、ビルや病院などの建物で電気が使用できるように非常時に発電をさせる、建物に備え付けれられた装置のこと。

非常用発電機のある場所:学校、保育園、幼稚園、医療機関、介護施設、老人ホーム、旅館ホテル、マンション。

弊社の負荷試験サービスについて

①低コスト
最新の小型の負荷運転装置を使用することで、従来と比べ1/3程度のコストを実現。
非常用発電機のほとんどがディーゼル発電機です。 ディーゼルエンジンは無負荷・低負荷運転では不完全燃焼により、カーボンが発生し蓄積されます。

蓄積したカーボンは、
・エンジンの損傷
・異常停止
・いざというときに作動しない
などの原因になります。

定期的な負荷運転で、カーボン除去が可能、さらに故障も回避。
毎年の負荷試験は、発電機の長寿命化につながり、結果、発電機のオーナー様にとって低コストを実現。

②短時間
小型の負荷運転装置を使用しているため、準備時間を大幅短縮。

③無停電
停電させることなく点検を行うため、業務やサービスを止めません。
「停電なく手軽な負荷試験」これが弊社の負荷試験の特徴です。

なぜ負荷試験?

以前から実施の義務はありましたが、きっかけは東日本大震災。 東日本大震災の際、不具合を起こした非常用発電機の内、約4割が不始動、また約3割が異常停止(合計7割!)。 その原因のすべてが整備不良からといわれており、そのことから、消防法の原則規定が強化。

非常用発電機が動かないと、火災を止めれない →火災発生時に消火活動ができない→ 施設、病院、保育園・・・ 小さなお子さんや御高齢者、病気で動けない人がいる場所では生死につながる。 そこで平成30年6月1日に消防庁が法改正を実施。
法改正の内容をひと言で!
・負荷試験
・内部観察
・予防的な保全策
このうちの、どれかをやらなければならない!と言うことです。
無負荷(空ふかし)運転点検だけではエンジン内にカーボンが堆積される場合があり、 その場合、非常時に一気に負荷がかかると、正常に稼働できない恐れがある。 その為、1年に一回、30%以上の負荷運転を行い、堆積されたカーボンを燃焼排出させておくことが重要です!

負荷試験の作業について

非常用発電機がきちんと作動するかを調査します。
スプリンクラーや消防ポンプなどの電源となる非常用発電機を負荷をかけて動作させる。

(1)正常に稼働するのか、(2)規定どおりの能力を発揮できているか を確認します。

負荷試験未実施は処罰の対象に?!

負荷試験未実施の場合
「消防法17条3の3に抵触する」ことになり、 施設のオーナー様や管理担当者様が罰せられることがあります。
また、消防署に出す報告書で負荷点検が行われていないと、消防署で受理されなくなりました。
さらに違反物件の公表制度も始まりました。

負荷試験の流れ

①お電話またはお問い合わせフォームより相談内容やご質問など、お気軽ご連絡ください。
※あらかじめ発電機が何KVAか(発電機の能力のことです。発電機の本体に記載されています。) ※電圧は何ボルトか(200Vか400V等の低圧か、又は高圧か)を事前にお調べしていただけるとスムーズです。 ※さらに可能な場合は、整備状況もお知らせいただけますと、より的確な御見積を提案いたします。

②上記の情報を元に御見積をいたします。
※近隣地域は無料現地調査いたします。

③負荷運転を実施。
※発電機の規模、設置場所や建物形態により最短90分~半日程度で完了します。

④試験結果報告。
※試験結果は「疑似負荷運転機による負荷運転点検結果報告書」として提出いたします。 ※万が一、発電機に不良があった際は、適切な修理・メンテナンスを提案させていただきます。

もしも負荷試験中に発電機の不良が見つかったら・・

負荷試験をしたからこそ発見できた不良。
これがもし火災当日だったら・・・・
知らないところで発電機がオーバーヒートして止まったり、
知らないところで消火栓やスプリンクラーが止まります。
と、いうことは誰も火を消せません。

ちゃんと負荷試験をしたからこそ、見つけることのできた不良。
なので、負荷試験中に発電機の不良が見つかったら
「負荷試験中に見つけることができて良かったです!」とお伝えします。
見つかればそのときすぐ直せばいいのです!

負荷試験が成功すれば・・・

負荷試験では発電機が長時間安定して発電できているか、 その時ラジエーターが壊れないか、様々なことをチェックしながら試験が終わります。

負荷試験が成功すれば、トータル的に見て発電機全体に問題なかったと言うことが結果論から証明できます。
「負荷試験=発電機の性能確認テスト」というふうにご理解頂けると幸いです。