バッテリー交換

非常用自家発電機が動かない原因の多くがバッテリー期限切れによる動作不良になります。

メーカーの交換推奨期限から数年は持つことが多いのですが、もしもの時に動かなくなったり、最近は消防点検で消防から指摘されることもあるようですので、オーナーさんや管理者の方には早めの交換をお勧めいたします。

蓄電池の定期的な点検・交換の実施について

自家用発電設備は、停電時に能力を発揮する設備ですが、始動時には蓄電池にためられた電力を使用します。
蓄電池は寿命があり、定期的な交換が義務づけられているだけでなく、
使用頻度や周囲温度、湿度などの周囲環境でも劣化が早まることもあります。
蓄電池の定期的な点検を怠ることは非常時に発電機が始動しないリスクにつながります。

蓄電池の交換の目安・交換時期とは?

よく「どのタイミングで交換すれば?」というご質問がありますが、
外観を確認するだけでも交換のタイミングを判断する事も可能です。
メーカーや機種毎に交換時期が定められていますが、外形の変形、液漏れなどの場合は、
蓄電池の劣化が進行している目安として判断ができます。
また、定期的な試験運転を実施し前回と比べて始動に時間がかかる場合や、
始動しない場合も著しい蓄電電圧の低下の可能性が高いため早急な交換が必要な目安となります。