自家発電設備の点検してますか?

近年、自家発電設備の点検不備によるトラブルが報告されています。
いざ、というときに屋内消火栓が作動しなかった。などということがないように、消防用設備の維持管理に努めてください。

Q.点検の目的は何ですか?
A.火災が発生した際、被害を最小限に抑える消防用設備(屋内消火栓、スプリンクラー設備等)を有効に機能させるため、非常用電源である自家発電設備の維持管理を行うのが目的です。

Q.点検はいつするのですか?
A.自家発電設備の点検項目である負荷運転は、1年に1回実施する総合点検において実施することとされています。
※消防法第17条の3の3の規定により、防火対象物の関係者は定められた期間ごとに、消防用設備等の点検及び報告する義務があります。

Q.自家発電設備の負荷運転とはどういう点検ですか?
A.疑似負荷試験装置、実負荷等により、定格回転速度および定格出力の30%以上の負荷で必要な時間連続運転を行い確認するものです。
自家発電設備を稼働させることで、運転中に漏油、異臭、不規則音、異常な振動、発熱等がないか確認します。

Q.点検の有無は、どこを確認すればいいのですか?
A.消防用設備等(特殊消防用設備等)点検結果報告書の別記様式第24「非常電源(自家発電設備)点検票(その3)」中の、『負荷運転』欄を確認してください。参考画像